ヒストリー

企業理念

私たちは建築の設計事務所ではありますが、「建築のカタチ」をつくることを第一の目的にはしておりません。そこに集う人・使う人の気持ちの充実や幸せの実現を第一の目標としており、そのための設計業務を行っております。

光・風の扱いや人の動線、構造の安定性など建物（ハード）における機能と、住まい方・運用の仕方、事業性などソフトの内容の両方を総合的に考え、ご提案・検討を進めます。

ご依頼頂いた皆様にとって、建物づくりにおける良き参謀としてお役に立てるようになることを、私たちは目指しております。

やまと建築事務所は平成25年の創業以来、木造住宅から公共施設までの建物診断（インスペクション）にも力を注いでおります。秋田県内ではまだ少ない、建物の「リノベーション」にも取り組んでいる設計事務所です。

既存の建物が再利用可能であることがわかり、かつ改修コストが押さえられる場合、特に事業者にとってはメリットが多いものと思われます。

改修にあたっては内外装のデザイン的なリニューアルのみならず、必要に応じて耐震性や省エネ性、メンテナンス性のバリューアップの検討を行います。また、建築基準法や消防法など各種法令のチェックを実施し、安心で安全な建物づくりをサポート致します。

依頼者様が本当に求めるものは何か。事業の成功が本来の目的であり、建物づくりはその役割の1つです。実現したいことに優先順位を付けながら、課題をクリアするプロセスこそが建物づくりでの重要なポイントと考えます。そのために、私たちは「対話」を何よりも大事にいたします。

風の向き、雪の多さ、敷地の形状、隣地や街との関係など、敷地の条件はどれ一つ同じことはありません。繊細で多様な視点から、その土地の持つ特性を分析し、建物を計画します。

東北・秋田といえども、その街により習慣や地域性、家族観などは異なります。また、土地や建物にまつわる歴史については、その価値を学びながらエッセンスを未来につなぐ提案をします。

思い込みを捨て、真っさらな気持ちで物事を考えます。建物の設計において、やまと建築事務所のセオリーはありますが、「作風を固定化しない」ことにこだわっています。

心に豊かさを与えるような建物の意匠性はもちろん、耐震性、省エネ性、バリアフリー性、メンテンス性等の機能性を、事業予算を意識して総合的に検討。イニシャルとランニングのトータルコストの低減を図るご提案をいたします。

15年後、30年後には、社会の状況は大きく変わっているでしょう。特に事業者様からのご依頼においては、未来への対応を考える時間を設けさせていただきたいと考えております。